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Channel: OVERKAST ROUGHKUT » PHILOSOPHY
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モードの体系 1

ロラン・バルト『モードの体系』の解読によって、「モード」と向き合う。もしくは、やり過ごす。 得体の知れない事象「モード」 「モード」という言葉の悩ましい響きは何だろう。われわれはいつも社会状況の変化に急き立てられ、他者の欲望にそそのかされ、「モード」に翻弄される。...

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モードの体系 2

前回からの『モードの体系』解読の続き。さらにバルトの方法で不確かな「モード」を「読み」、その理論の可能性を探っていく。 micca 'far', 2009 無限界の「衣服」と言語学 バルトは、1957年に発表された「衣服の歴史と社会学」において、言語活動(ランガージュ)のラング/パロールと、「衣服」の服飾/服装の体系に、相似性を発見する。...

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UX デザインの定義という問題

UX デザインを定義することについて。「UX」の概念と、「デザイン」の転回における「アフォーダンス」を確認しながら、その問題を考える。 ユーザーエクスペリエンスの定義 道具箱の中に入っているいろいろな道具について考えよ。(……)これらのものの機能がさまざまであるように、語の機能もさまざまである。しかも、類似点があちこちにある。...

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UX デザインにおける心理学の系譜

スライド「UX Design とは何か?」の一部を解題しつつ、UX デザインにおける心理学の系譜を辿る。 IA/UX から UX/UI へ 00年代の時代背景 上の図は、UX デザインに関連する00年代の時代背景をまとめたものである。この10年間を思い出しながら、インターネット技術の潮流、共有された思考のモード、デザインに関するキーワードをざっと並べてみた。 00年代初頭、Web...

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ダーウィン・ギブソン・フロイト 1

エドワード・リードによるアンダーグラウンド心理学。UX デザインから生態心理学を経由して、さらにその源流まで遡っていく。 アンダーグラウンド心理学のはじまり アンダーグラウンド心理学という架空の学派の創始者は、チャールズ・ダーウィンの祖父にあたるエラズマス・ダーウィン(1731-1802)である。...

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ダーウィン・ギブソン・フロイト 2

前回に続き、アンダーグラウンド心理学の道筋を辿っていくと、その先には精神分析学の創始者ジークムント・フロイトの姿が現れる。 前回は、科学的心理学とアンダーグラウンド心理学を、科学と異端の対立図式に照らし合わせながら、二人のダーウィンの理論を追ってきた。引き続き「魂」のようなものを問題にしながら、今回は精神分析学の方へと舵を切る。まずはじめに生態心理学の方法を確認していく。 マイクロスリップと錯誤行為...

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ダーウィン・ギブソン・フロイト 3

アンダーグラウンド心理学の思路は、「エロス」的な「経験」へと向かう。その先には UX デザインが目指すべき地平がある。 Guy Bourdin 'Charles Jourdin, Winter', 1978...

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UX デザインの贈与論

UX デザインを贈与モデルによって捉えなおす。そのプロセスは「共感」から始まり、「共創」を通じて、「共存」を目指している。 贈与モデルへの回帰 2012年、デザインの方法論が乱立した印象があるが、おおよそのコンセンサスは「顧客開発によるサービス設計」の範疇に収まっていたように思う。...

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IA の再定義とフィルターバブル

World IA Day 2013 での考察。フィルターバブルから考える、IA(インフォメーション・アーキテクト)が引き受けるべきもの。 'Colosseo' by Cameron Moll, 2009 IA を再定義する意図 先月開催された World IA Day 2013...

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窓と鏡のユーザーインターフェイス

書籍『メディアは透明になるべきか』を参照しながら、ユーザーインターフェイスにおける透明性/反映性の質を考える。 Love Poems by Mel Nguyen, 2012 UI を巡る2つの宗派 『メディアは透明になるべきか』のおもしろさは、ユーザビリティの価値が全盛だった2003年に書かれているにも関わらず、思い切ったユーザビリティ至上主義批判が展開されているところである。...

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メディアのアイデンティティ 1

「経験のデザイン」について、最近考えていること。メディアを「アイデンティティ」としてとらえる試み。 Ittetsu Matsuoka ‘Untitled’, 2009 「経験のデザイン」における利用者の経験に限らず、動的な事象を静的なフレームで切り取って記述する方法は、複雑化を免れない。さらに深刻なのは、その方法が本来の意図から切断され、狭義を生んでしまうことだろう。...

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メディアのアイデンティティ 2

前回から引き続き「メディアのアイデンティティ」を「関係」と「信念」から考える。または「観察者」の視点による「経験のデザイン」について。 Ittetsu Matsuoka ‘Untitled’, 2008 「関係」と「信念」の確認...

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ストーリーの心理学

ストーリーにおける読み手/書き手の関係論から自己形成まで。その効用を唱えたブルーナー『ストーリーの心理学』の解題。 Peter Orlovsky ‘Allen Ginsberg, June 1956′, ©Allen Ginsberg Estate...

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「技術への問い」とその転回

ハイデガー「技術への問い」とその転回。これまでの技術論のアンインストール。 技術論の言葉選びには、実に注意が払われている。そのため特異な術語がたびたび登場し、難解な印象を与えるが、一度概念をつかんで意味を辿れば、決して複雑なことを言っていないのがわかると思う。 参考のため、以下に主要な術語の対訳を並べておく。本文は基本的に平凡社『技術への問い』の翻訳を使用している。 Bestand: 用象 |...

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欲望と快楽の倫理学 序章

國分功一郎『暇と退屈の倫理学』の続編として予定される「欲望と快楽の倫理学」の序章、まずは「快楽」について。その講義メモ。 Terry Rogers 'Night Vision', 2002 パーティーを楽しめないハイデガー 『暇と退屈の倫理学』には、3つの結論があった。...

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モードの体系 1

ロラン・バルト『モードの体系』の解読によって、「モード」と向き合う。もしくは、やり過ごす。 得体の知れない事象「モード」 「モード」という言葉の悩ましい響きは何だろう。われわれはいつも社会状況の変化に急き立てられ、他者の欲望にそそのかされ、「モード」に翻弄される。...

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モードの体系 2

前回からの『モードの体系』解読の続き。さらにバルトの方法で不確かな「モード」を「読み」、その理論の可能性を探っていく。 micca 'far', 2009 無限界の「衣服」と言語学 バルトは、1957年に発表された「衣服の歴史と社会学」において、言語活動(ランガージュ)のラング/パロールと、「衣服」の服飾/服装の体系に、相似性を発見する。...

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UX デザインの定義という問題

UX デザインを定義することについて。「UX」の概念と、「デザイン」の転回における「アフォーダンス」を確認しながら、その問題を考える。 ユーザーエクスペリエンスの定義 道具箱の中に入っているいろいろな道具について考えよ。(……)これらのものの機能がさまざまであるように、語の機能もさまざまである。しかも、類似点があちこちにある。...

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